normalコマンドとgetchar()関数
Vim scriptでゲームを作るときにキー入力を受け付けてない気がするなぁと思うことがあって
多分normalコマンドが悪さしている気がするなぁと思ったので、次のようなコードを書いてみた。
2秒間s:foo()が処理を行うのでその間にキー入力をして、そのキーがgetchar(0)で取得できるかを試すコード。
実行した結果を見てみると、入力されたキーが出力されていなかった。
どうやらnormalコマンドを処理するときに入力されたキーがどこかへ行ってしまうようだ。
今作っているコード内でnormalコマンドを所々使っているのでnormalコマンドを使わないように変更しよう。
Osaka.vim #4に参加してきた
昨日、Osaka.vim #4に参加してきた。
Osaka.vim #4 - connpass
自分は、前から作りたかったvimで動くゲームをひたすら作っていた。5時間ほどしかコーディングしていないのだけれど、一応遊べる感じにまでなった。他に追加したい仕掛けやステージがあるのでまだまだ完成ではない。早めに完成を目指そうと思う。
もくもく会に初めて参加したのだけれど、みんなが一斉にもくもくしている中で作業するのは集中出来て非常に良かった。普段からこれくらいの集中力を発揮していきたい。
途中でLTが入って、@kozo2さんのT-Codeのお話があった。T-Codeを全く知らなかったので学びがあった。日本語は英語に比べてタイプ数が多くなるし、ひらがなを打った後に漢字に変換しないといけないので非常に面倒というところでの漢字直接入力は面白いなぁと思った。
もくもく会が終わって、自分は予定があったので懇親会には行けなかったけど、次回はぜひ行きたいと思った。
主催者の皆様、会場に来ていた皆様、お疲れ様でした。次回、開催されるのを楽しみにしてます!
vim-themis, vim-owlを使えるようにした
vim scriptのテストを書きたいと思ったので、テストフレームワークを用意した。
vim-themisとvim-owlの2つを用意。github.com
github.com
vim-themisはvimspecの記述が気に入っている。
けれども、自分の知識が無いためだろうけどスクリプトローカルな関数を
テストすることがvim-themisでは出来ないような感じだったので
スクリプトローカルな関数をテストするためにvim-owlも用意した。
vim-owlを用意して最初のテストを通す際に詰まったことがあったので
備忘録として記述しておく。
テスト関数にabortを付けない
自分の癖で関数にはよくabortをつけるのだけれど、vim-owlのテスト関数にabortをつけると
Error detected while processing function owl#run: Vim(call):E488: Trailing characters
といったエラーが出てくる。といってもテストはちゃんとしてくれてる。
まぁ、エラーは鬱陶しいのでテスト関数にはabortを付けないようにする。
テストする前にスクリプトローカルな関数を定義しているファイルをsourceしておく。
非常に当たり前のことだったが、これに気づくのに2時間くらいかかった。
自分の中で勝手に
let owl_SID = owl#filename_to_SID("file/to/path/hoge.vim")
とすると、そのhoge.vimをsourceしてくれると勘違いしていた。
実際には、:scriptnamesのリストの中から"file/to/path/hoge.vim"に一致するものを探して
そのSIDを取っている感じだった。
事前に"hoge.vim"をsourceしておかないと:scriptnamesの中には現れないので
owl#filename_to_SID()は0を返してくるのでスクリプトローカルな関数を呼んでも
エラーになるので注意。
Heap sort
Twitterで友達が「ヒープ考案した人、すごい」と言っていたので、誰なのか気になって調べた。
wikipediaによるとJ. W. J. Williamsという方がヒープソートと一緒に考案したそうだ。
Heapsort - Wikipedia, the free encyclopedia
詳しくは1964年に出版された"Algorithm 232: Heapsort"という記事に載っているっぽい。
また、ヒープソートはRobert W. Floyd先生が1962年に出した"Algorithm 113: Treesort"に記述されているTreesortの改良版のらしい。さらにFloyd先生はヒープソートを改良してTreesort 3というアルゴリズムを考案したようだ。Treesort 3に関しては1964年に出た"Algorithm 245: Treesort 3"に詳しく載っている。この記事はネットで拾えたのでリンクしておく。
http://bioinfo.ict.ac.cn/~dbu/AlgorithmCourses/Lectures/FloydHeap1964.pdf
"Treesort => Heapsort=> Treesort 3"という流れは、このサイトに載っていた。
ヒープソートにはこういう歴史?があり、50年以上に渡って使われているんだなあという小学生並みの感想を持った。
ちなみに、Robert W. Floyd先生はワーシャル・フロイド法で有名なFloyd先生です。
プログラミング言語C++ 7.5
- ポインタが指すオブジェクトが定数
int x = 3; int y = 4; const int* pc = &x; // 定数へのポインタ pc = &y; // OK
- ポインタそのものが定数
int x = 3; int y = 4; int *const cp = &x; // 定数ポインタ cp = &y; // エラー: cpは定数
- 定数を指すポインタに、非constな変数のアドレスを代入できる。理由は、実害が無いからだそうだ
// 上のコードより int x = 3; const int* pc = &x;
- 逆に、定数のアドレスを非constのポインタに代入することは出来ない
const int x = 3; int* p = &x; // エラー: const int*によりint*を初期化をしている
プログラミング言語C++ 7.4のメモ
知っていたことも知らなかったことも改めて学んだこともメモ。
- 配列からポインタへの型変換はあるが、ポインタから配列への型変換は無い
char v[] = "char"; char* p = v; // OK v = p; // NG
- a[j] == *(a+j) == *(j+a) == j[a]
std::cout << "Texas"[3] << ", " << 3["Texas"] << std::endl;
- 同じ配列内の要素を指すポインタ同士の減算は、その間の要素数を返す。おそらく、アドレスの差をsizeof(T)で割っている。
int v[10]; std::cout << &v[5] - &v[3] << std::endl; // 2
- 要素数が既知の配列に対してはrange-based forは使える。未知であれば使えない。
void f(char v[], std::size_t size) { for (auto x : v) use(x); // NG int v2[10]; for (auto x : v2) use(x); // OK }
- コンマは定数式に使えない
int bad[3, 5]; // NG
- ちなみにコンマは順次演算子
int a[3][5]; int x = a[3, 5]; // エラー: a[3, 5]はa[5]として解釈。a[5]の型はint*
Merge Pathは何故うまく動くのかがわからない
1年以上ぶりの更新。
少し前からmoderngpuというCUDAライブラリのコードを読んでいます。github.com
と言っても全てではなくて、マージソートの部分。
そのコードの中でMergePathという関数が出てくる。そのコードは20行も無いくらいのコードなのだけれど、何故それが上手く動くのかがわからない。
ということで今日は、Merge Pathについて次の2本の論文を読んでいた。
http://www.cc.gatech.edu/grads/o/ogreen3/_docs/2012MergePath.pdf
http://www.cc.gatech.edu/~bader/papers/GPUMergePath-ICS2012.pdf
読みについての進捗は良くなく、2本とも中途半端なところまでしか読めてない。今の所、このアルゴリズムがうまく動くのかわかってない。
明日も論文を読むつもり。ちゃんと理解できるといいなぁ。